NHK『おはよう日本』での一幕。茶道を「ちゃどう」って言ってたけど、「さどう」と「ちゃどう」って違いはあるの?
素朴な疑問でも、気になった方は多く、ネットが一時ざわざわ騒ぎましたね。
実際どちらが正しいの?そんな疑問を解決します。
『ちゃどう』と『さどう』正しい読み方は?読み方は流派の違い。
流派として一番メジャーな表千家。
表千家が呼ぶ茶道が「さどう」。
これが世間に流通して、一般的な呼び方が「さどう」になったことが考えられます。
ちなみに、
裏千家での呼び方が「ちゃどう」
武者小路千家でも「ちゃどう」
だそうです。
参考:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
紛らわしさを避けるために呼ばれた説も。
茶道には、「茶頭」といった用語があります。
お茶を愛した諸大名でもある織田信長や豊臣秀吉(その他)。そんな大名に仕えた茶人の職名の事です。
そんな茶頭の呼び方が「さどう」。
茶頭と一緒にならないように、茶道を「ちゃどう」と呼ばれるようになった説もあります。
『ちゃどう』と『さどう』正しい読み方は?NHKの放送でネット騒然!
NHKで「茶道(ちゃどう)」と言っていてそんな間違いある?と思ったけど、裏千家では「ちゃどう」が正しいらしい。一般的な茶道の時はどちらで読んでも良いが、その流派について放送する場合は流派のルールに従う。すごい。勉強になった。
— やんやん (@hm02145ymg) September 24, 2020

確かに。。学校では、「さどう」で教わりましたね。
でも、もし裏千家を習っている国語の先生がいたら、「ちゃどう」って教えていたのでしょうか??
家に帰ったら「これ、さどうやん!」
みたいな、ちょっと波紋を呼びそうですよね。。
まとめ:『ちゃどう』と『さどう』正しい読み方は?NHKの放送でネット騒然!
いかがでしたでしょうか?
結論は、どちらも正解ということでした。
実際わたしも「さどう」で習っていたので、調べて勉強になりました。
話は少しそれますが、喫茶店(きっさてん)も、今は統一されていますが、昔は「きっちゃてん」なんて呼ぶ方もいました。
コメント