デイサービスのレク365日苦痛な思いをしない為に。明るく乗り切ろう!

介護
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デイサービスに勤めている方は誰しも経験しているはず、それが毎日行うレクリエーション。
人前でのトーク。
みんなの前で話すのが苦手な方はいらっしゃいますよね?
それが嫌で辞める人も少なくないはず!
せっかく介護の仕事に就いたので、毎日楽しく過ごしたい!

そんな方必見!

これから教える5つのポイントを押さえるだけで、あなたの苦手意識が克服できます!

その1:「おはようございます」のトーンを維持しよう!

何事も始まりが肝心

前に立っての第一声「おはようございます!」
これは誰しも元気に大きな声できるはず。
しかし、だんだん喋っていくうちに最初のトーンに急ブレーキを掛けたように声が小さくなっていってしまいガチです。
ブレーキを掛けない為に自らも、もう1段階アクセルを踏み込みましょう!
次に進みます。

猪木さんの挨拶でアクセル全開!おまけの時間稼ぎ!

「おはようございます!」のあとは、猪木さんの鉄板ネタ

「元気ですかーっ!?」

これを盛り込みます。
一度踏み込んだアクセルは緩めちゃダメですよ!

ここでちょっと時間稼ぎ^ ^
利用者様1人1人全員に
「○○さん元気ですかー!?」
と聞いてみましょう!
持ち時間が15分であればこれで5分稼げます!
さらにもうひと稼ぎ!
元気に返事をくれた方にちょっとふざけて、あと2回位
「あれ?聞こえませんね、元気ですかー?」
とちょっといじります。
調子が良ければ、ここでひと笑い取れます。
お付き合い頂いた方へのお礼は忘れずに。

これを毎回行う事で、自分のレパートリーとして、無くてはならない挨拶となる事間違いなし!

その2:話をパターン化してみる

話の流れを考える。

パターン化といっても、もちろんいつも同じ話をするわけではありません。
話の流れをパターン化してみましょう。
たとえば「1.挨拶→2.元気ですかの点呼→3.日付確認→4.天気の話→5.小話→6.締め」といったパターンを決めてしまうのです。

考え方のスタート地点を変えてみる。

持ち時間が15分だとしたら、15分全ての時間の内容を考えていませんか?
話好きの人ならまだしも、苦手な人にとっての15分は長すぎます。
ですので、話す内容が上記で紹介した「1.挨拶~6締め」であるなら、1~4を必ず話すレパートリーに入れてしまい、パターン化させてしまえば、あとは5と6だけ考える。
時間にすれば、5、6分で収まるはずです。

これでとっても気分が軽くなったはすです。

その3 : スタッフも一緒に巻き込んじゃえ!

1人でやろうと考えちゃダメ!

実は、これが結構大事!
デイサービス(介護)の現場は1人でやるものではありません。
何事も連携が無くてはならない仕事です。
それは朝の会の時間でも一緒と考えましょう!
思わぬ発見や、助け船を出してくれる可能性があります。
ダメ元でやってみましょう。

スタッフの巻き込み方!

では具体的にどう巻き込めばいいの?

それは簡単!
例えば、国内旅行の話をしたとします。
ちょっと横切ったスタッフ(Aさん)に対して、「Aさんは国内旅行は何県がおすすめですか?」こんな感じでサラッと。
もちろん、Aさんもやる事があるので質問は1個くらいにしておきましょう。

質問が終わったら、お礼は忘れずに。

介護の現場で最も大切な事

私が仕事をする上で1番重点においているのが
『スタッフ間のコミュニケーション』
です。
これが出来ていない現場は、おそらくミスも多いし、離職率も高いのではないでしょうか?スタッフが長続きしない。すぐ辞める。
逆にコミュニケーションが取れている現場は、楽しく仕事が出来るし、ミスも減ります。
これは私の実体験なので、間違いありません。

突然話を振る事で、驚かれるかもしれません。
ですので、話が終わった後、「さっきはありがとうございました!」
なんて、一言添えて下さい。
おそらく、それだけでもコミュニケーションを取れるきっかけとなる事でしょう。

その4 : 沈黙を恐れるのではなく作らない!

沈黙は苦手の根源!

私が最も苦手で嫌いな時間、それが『沈黙』の時間です。
皆さんも同じではないですか?
沈黙が続くと

話つまらないのかな?

次何話せばいいのかな?

そんな事が頭を駆け回って、逆にうまくいかなくなってしまいます。
苦手意識を持ってしまう原因となってしまいます。

質問待ち、回答待ちは短い時間で。

そんな苦手意識の根源は自ら断ち切ってしまいましょう!
ポイントは、『自分の話に置き換える!』

国内旅行の話を例にしてみましょう。
質問形式の話は相手側の反応を待たなければなりません。
お話好きの方であれば、すぐに返答をもらえますが、そうでない方に質問を振った時は、なかなか返事はもらえないですよね?

これが続くと長い沈黙に襲われる危険があるので、3秒〜5秒と決めて次の方に振り直しましょう!

ホワイトボードがあれば、それで時間も稼げる!

施設にホワイトボードがある場合は、十分に活用しましょう!
そこでワンポイント!
字は大きく、太いペンで書く事!
単純に読みやすいという事もありますが、大きく書く事で、書く作業の他に、消す作業も増えるので、これはまた時間が稼げます。
『沈黙』を作らない為に、毎回消す時は
私の場合、「字がデカいからすぐ書くスペースが無くなっちゃうんですよねぇ」
とか
「でも、字が大きい方が見やすいですよね!」
なんてぼやきながら消してます。

チリも積もれば根性で、ちょこちょこ時間を稼ぐ術を身につけましょう!

その5 : 万人受けを考えない。

反応が悪くて当たり前、理解できていないのだから。

デイサービスに来られている方は、大体介護度認定が出ている方々です。
そして半数以上は認知症で介護判定を受けているはずです。
認知症も進行すれば理解力も低くなります。
ですので、話の反応の悪さを気にしてはいけません!

反応の返ってくる利用者様の為のネタを絞る。

話のネタは話が通じる方に限定して決めて全く問題ありません。

何故なら認知症の方はあまり理解できない事が多いです。
しかし、雰囲気を感じ取る事が出来る方は大半だと思います。
周りが良い雰囲気なら、それを感じ取って不穏になったりという事も減ります。

万人受けするネタを考えて、頭を悩ませるよりは、対象を絞って限定した方を楽しませる事が出来れば、自然と周りにも良い環境を与える事が出来ますよ。

おまけ : 話すネタを紹介

苦手克服の概要を伝えただけなので、肝心なネタを教えてくれよ!って方。

現在私の勤務している職場では、全ての利用者様の性格、好きなネタ、盛り上げるコツなんかは大体心得ているのでネタに困る心配はありません。その時その時でネタが頭の中に降りてきますので。(ちょっと自慢っぽくなりましたが。。)

ですので、私が入りたての頃よく使っていたネタを紹介します。

地元ネタ

地元ネタといっても大きく分けて3つあります。
1、自分の地元
2、デイの地域
3、地方出身者の地元

地元の話はその県の特産物や、観光名所は食い付きが良いです。

思い出ネタ

自分の学生時代の話なんかをする時は、利用者様の時代と照らし合わせて、比較した上で、相違点を話すと、相手も分かりやすくなります。

料理ネタ

クックパッドで検索すれば1発OKですね!
私の1番の得意分野でしたのでよく使っていました。デイサービスを利用される方の大半は女性です。
作るうえでのコツなんか話せばグッと心を掴めるはずです!

旅行ネタ

国内旅行に限定しましょう。
話をすると、意外と皆さん色んな所に旅行は行っています。
当時の思い出なんか聞きながら、行って良かった場所や行きたい場所なんて話すのもアリですよ。

まとめ : デイサービスのトーク。5つのポイントを押さえて苦手を克服しよう!

デイサービスの朝の会などで、人前に出て話すコツ、5つのポイントを紹介させていただきました。
全て実行する事が出来れば、苦手を克服できたも同然!

もちろん、自分のキャラや性格もありますので、無理に全部実行する必要もありませんよ。
苦手を克服したいと思い、この記事を見た時点で、すでにあなたは克服すべき第一歩を踏んでいるのですから!

安心して下さい。

あなたならきっと出来ます。

私も初めは人前で話す事が何よりも苦手で、前に出た途端、頭が真っ白になり、手足を震わせながら喋っていました。

それが今は、何でも来いってな具合です!

人間って変われるもんなんですね。

ですので、あなたも必ず!
良い結果が出る事を心からお祈りします。

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