悪童バダハリの現在は強い?7年間勝ち星なしでも話題になる訳は?

格闘技
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かつてK-1の人気を支えていた『バダハリ』

2022年10月9日にアリスター・オーフレイムとの3度目の対戦が決まりましたね!

傷害事件や、薬物による出場停止期間を経て、再びリングに登場すると聞いた筆者は興奮が冷めません。

素行の悪さは有名ですが、その強さにも定評があったバダハリは現在どんな試合をしているのでしょうか?

37歳ともなれば、体力の衰えはもちろんあるでしょう。筆者と同い年なもので、よく分かります。
健康診断でも毎度複数の再検査が出る始末。。

そんな事どうでもいいですね!

過去の戦歴も合わせて紹介していきます。

悪童バダハリの現在は強い?

最も直近の試合が2022年3月19日にベルギーのハッセルトで行われた「GLORY 80」アーガディウス・ウルソーセックとの雪辱戦。過去に一度KO負け。

1Rはバダハリの猛攻により優勢な試合展開を見せていましたが、2Rではカウンターの飛びヒザ蹴りを受けダウン。形成は一気に逆転されてしまいます。
しかしながら、3R前に観客が暴動を起こし、椅子や瓶などが飛び交い収拾のつかない状態となり、試合は中断。
結果はノーコンテストとなってしまいました。

問題となった暴動シーンはこちらからご覧になれます。

当初はバダハリのファンが暴動を起こし、ウルソーセックのファンと揉み合いになったと報道されましたが、現地取材によるとポーランドのフーリガンが暴動を起こしたと言われています。

実に残念な結果となってしまいましたね。

直近の試合ではその強さは測れなかったので少しさかのぼり、一つ前の試合が2021年9月4日「GLORY 78」での、同じくウルソーセック戦を見てみましょう。

1R、2R序盤と合計3回のダウンを奪うという優勢な試合運びを見せていましたが、2R後半に入り間もなく、ウルソーセックの左ハイキックを受け1発KO。

 

ウルソーセックがどのくらい強いのかは分かりませんが、宿敵にはまだ1度も勝利出来ていないようですね。

更にさかのぼり、20201220日「GLORY 76」でベンジャミン・アデグバイとの試合。
こちらも序盤は優勢。R2ではダウンを奪い勝利目前かと思われましたが、R3に入るとミドルをボディに受けダウン。3R50秒で幕を下ろしました。

過去の戦いを分析

格闘家としての戦歴は
124戦106勝(92KO)16敗
一見は好成績を残している様に見えますが、ここ最近では全く勝ち星を上げていません。2015年8月のイスマエ・ロントにTKO勝利して以来という事になります。

個人的見解ですが、冷静にプレイ出来ていれば破壊力もあり、とても良い選手だと思います。現に立ち上がりは戦況を有利に運ぶ事が出来ている様なので。
課題としては、試合運びの弱さを克服したり、駆け引きを出来る様な柔軟性を持てるようになるとより一層強くなるのでは無いかと思います。
40歳手前にして、いつまでも闘牛の様な試合をしていては勝てないという事ですね。

7年間勝ち星なしでも話題になる訳は?

2015年8月のイスマエ・ロント戦の3RTKOで勝利して以来、年1ペースで6試合行いましたが、いずれも勝利なし。

勝てない選手をなぜここまで取り上げるのか?

話題性のある注目選手が少ない

世界最大のキックボクシング団体『GLORY』では、現在最も注目されている選手として、世界ヘビー級王者でもあるリコヴァーホーベンが挙げられます。
注目のヘビー級選手と言えば。。

そのくらいでしょうか。
そんな彼も32歳。若手があまり育っていないヘビー級では、過去の話題性のあったファイターを頼るしかないといった悲しい事情がある事が考えられます。

悪役はネタになる

試合でも私生活でも問題ばかりのバダハリ。

裁判沙汰や、傷害事件、薬物使用による出場停止など事あるごとに取り上げられてきました。
もちろんK-1王者に輝く程、過去に栄光を浴びてきた選手なので、試合が決まるとそりゃ注目されますよね。

まとめ

悪童バダハリの現在は強い?7年間勝ち星なしでも話題になる訳は?をお届けしました。

1、強いけど勝てない
2、2015年以降は勝ち星なし
3、前半優勢でも後半に失速しがち
4、話題性があるから注目される

年齢も40歳手前と現役としてはとっくにピークを過ぎ、いつまで格闘家を続けられるのかなという思いもありますが、年相応の試合の運び方を身につける事が出来れば、持ち前の破壊力を活かして勝利を上げる事ができるのではないかと思うます。

同年代の星バダハリ!
ぜひ頑張っていただきたい!

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